綾瀬はるか14年ぶりフジ月9ドラマ出演 TBS「天国と地獄」続編より優先させたワケ
綾瀬はるか(36)が14年ぶりにフジテレビ系の連ドラに出演する。この発表に関係者の間から驚きの声が上がり、「フジが綾瀬を奪還した」と口にする人もいる。
テレビ業界には「綾瀬の連ドラ出演はNHKとTBS、日本テレビの3局のみ」という暗黙の了解事項が存在し、少なくとも2009年からの綾瀬のドラマ出演をみると、NHKと民放2社で“企画競争”が行われてきた。これについてベテラン芸能マネジャーは次のように解説する。
「ホリプロ内部では、稼ぎ頭の綾瀬と深田恭子(39)、石原さとみ(35)の間で出演する局の棲み分けを行ってきたようです。綾瀬はTBSと日テレ、深田はTBSとフジテレビ、石原は日テレとフジテレビといったように、民放3局にバランス良く出演させ、局との友好関係を保つためです。ただ現場目線で言えば、会社の看板と言っていい綾瀬を、現在ドラマ制作で他局に遅れをとっているフジに出演させるのは不安も感じます」
この芸能マネジャーは、10数年綾瀬がフジのドラマに出演しなかったのは、社内でしっかりとキャスティングの棲み分けができていることと、企画力・演出力で他局に遅れをとりつつあった感のフジに綾瀬が出演するメリットがあまりなかったのではないかと見ている。