アタシは舞台稽古の真最中なモンで…なあ純大、今度はユックリ吞ろうや
脚本家の清水有生氏が飲みにいらっしゃる。次男坊を連れて、山田純大君と一緒に三人で、アタシは生憎舞台稽古の真最中なモンだから、参加できない。実に残念でありやして。
清水サンとは勿論テレビのドラマで、脚本家と役者の立場で出会ったんですがネ、何かと気が合いまして、それこそ次男坊が六、七才の頃ですかネ、長男坊が十才、一番下の妹がヨチヨチ歩きの頃でしたかネ。まあコノ小っちゃい妹がそりゃ可愛くてねえ! グズらないし、何かテキパキしてるし、何だろこの子、ヤハリ作家なんかの子供は、こういう風に生まれ育ちが違うのかネー、なんてつくづく思ったもんでありますよ。
で、その長男も次男も早所帯持ち。長男坊なぞ二人の子持ち。貴生チャンと云う妹も大学生。へへ月日の経つのが早いコト! ウッカリと云うか何かの序でに生きてるアタシとしましては、只只オドロクばかりなのでアリマス! いや人生は素晴らしいモンですなあ。
一緒に来た山田純大もその昔、清水脚本で純大主演の昼の帯ドラマで親子の役をやって以来の付き合い。アタクシの数少ない友人の一人であります。このドラマの時、それこそ昔も今も輝き続けている歌は絶品、芝居は上手い、コントなど朝メシ前と云う大スター由紀さおり様が、何とアタクシめの女房役で、そのセガレが純大という異色のキャスティング。この御縁がありやして、今も仲良くさせて頂いておりますが、イヤホント縁というものは大事でありますな。