菅田将暉「ミスなか」満足度トップ独走の意外 “恋愛モード不要論”封じるゲスト陣の迫真演技
ただ、第7話では伊藤沙莉演じる"風呂光聖子"が、菅田演じる"久能整"に対する恋愛匂わせ場面が目立ち、〈伊藤沙莉ちゃんはうまいし好きだけど、このドラマに恋愛モードは不要〉といった声が原作ファンからも原作未読派からも目立ってきた。
「地上波ドラマを見る層を引きつけるには、そういう部分もちょっとあっていいというアレンジだったのでしょう。伊藤さんの繊細な演技がうますぎて、逆に目立っちゃったのかもしれませんね」と言う亀井徳明氏は、「僕も恋愛モードは邪魔かなと思う派ですが、それ以上に、初回の遠藤憲一さんをはじめ、柄本佑さん、小日向文世さん、岡山天音さんなどエピソードごとに投入される役者さんの演技をじっくり楽しんでいます。ワンシーン、ワンカットに意図があって、繰り返し再生したくなるのが魅力」とも語る。
原作の面白さ×役者陣の迫真の演技で、「恋愛モード不要」のマイナス意見を封じることはできるのか? 28日放送の第8話には、佐々木蔵之介が登場する。