「悪役レスラー=善人説」を女児救出で証明 パンケーキ、ラブライブ!好きにギャップ萌え

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<男を取り押さえることなんて、毎日やっておることじゃ。それよりもあの幼子が余を見て『助けてください』と言ったことのほうが勇気ある行動だったと思うがな>

 3月29日夜、JR武蔵小杉駅構内の公衆トイレ前で、母親がトイレに行っている間に、酔った男(61)に両肩を掴まれるなど絡まれていた10歳の女児が、偶然通りかかった新日本プロレス所属のグレート-O-カーン選手に救出された。4日、オーカーン選手は神奈川県警中原署から感謝状が贈られたが、集まった報道陣を前に悪役キャラを貫いたオーカーン選手が賞賛されているのは、その咄嗟の行動だけでない。

 初めて訪れた武蔵小杉の焼肉店で食事した帰りに駅構内で桜餅パイとパンケーキを購入し、帰宅しようとしていたオーカーン選手。通りかかったとき親子ゲンカだと思っていたが、女児に泣きながら「助けてください」と要請されたという。左手がスイーツで塞がっていたため、右手で男と女児の間に割って入り、そのまま男をホールド。「何やられているんですか?」「お酒酔ってるんですか?」と、加害男性を刺激しないように配慮したという。

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