元「やじうまワイド」MC吉澤一彦さんは今…視聴者から「うちの婿に」の手紙が何度も
仕事はもうバリバリやる気はないのだろうか。
「退職当初は地方のライオンズクラブに呼ばれて講演をしたり、地方局のアナウンサーの指導に行ったり、高校の同級生に声をかけられ拓殖大学の客員教授として講演や就職セミナーをやったりしていました。それがコロナでできなくなり、今はアナウンサー志望の学生に熱心に求められたらアドバイスをしたり、アナウンス学校でスポーツ実況の指導をしたりするぐらい。もっとバリバリ仕事して学生の熱量に応えたい気持ちと、のんびりやりたい気持ちと半々ですね。深くは考えていません」
そもそも、定年の前にフリーになろうとは考えなかったのか。同期の古舘伊知郎は29歳で独立している。
■古舘は天才 僕とはタイプが違う
「古舘は天才。僕とはタイプが違う。僕もフリーにならないかと誘われましたが、フリーでやる性格ではなく、月~金の生放送の『やじうま』の仕事にやり甲斐も充実感も感じていましたから。扱うネタの選択を任されてもいましたし、企業の社長さんが朝、新聞を持ってきた秘書に『「やじうま」を見てきたからいらない』と言ったとか、NHKのニュース担当デスクが『やじうま』を参考にしていた、などと聞いて影響力も感じ、励みにもなっていました」