“キムタク信長”にファン賛否…時代劇に求められる「共演者を生かす演技」

公開日: 更新日:

■評価が二分するキムタク時代劇作品

「過去作もそうですが、脚本や作品の引きの強さはさすがだと思います。ですが最近は、あのキムタク感に食傷気味な人も多く、『未来への10カウント』のように終盤面白くなってきても、そこまで残れず脱落していく人が増えているように感じます。時代ものは特に『時代劇らしい立ち居振る舞い』と他を生かす演技というものも求められます」(同)

 木村は、06年に公開された山田洋次監督の「武士の一分」で高い評価を得たが、17年に公開された三池崇史監督の「無限の住人」では一転して評価がイマイチだった。木村の時代ものは評価が極端に分かれる印象だ。

 ドラマだとなんとなく見てもらえるが、映画館まで足を運んでもらう映画はさらにハードルが上がる。木村は一皮向けた新たな「キムタク像」を見せることができるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末