日テレはドラマ“壊滅”の一方で…「新・信長公記」が高満足度のナゾ解き
日曜夜10時30分、水曜夜10時、土曜夜10時──3枠とも世帯視聴率2ケタにほど遠く、「全滅」ともいわれる日本テレビの夏の連ドラ。
「日曜は今を時めくキンプリ永瀬廉の主演、水曜は遊川和彦氏、土曜は坂元裕二氏と実績ある脚本家をウリにしていましたが、いずれも5%に届かない回もあるという“まさか”の状況です」(テレビ誌ライター)
日テレのドラマは〈壊滅〉なんて声が上がる一方で、〈視聴率で論じるのは無意味〉という意見もある。テレビコラムニストの亀井徳明氏も「応援している視聴者にとっては迷惑な数字で、例えば僕は日曜の『新・信長公記』を楽しんでいます」とこう語る。
「いわゆる“ヤンキーもの”は、18年に同枠で放送された『今日から俺は!!』や、前クールのフジ水10枠『ナンバMG5』もそうですが、考察とかリアリティーとか関係なく頭を空っぽにして見ているうちに、登場するキャラがだんだんいとおしくなります。ヤンキーものってどこか時代劇に通じるところがあって、中高年ほど楽しめると思うんですが」