著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

宮川花子の“芸人魂”に涙…3年ぶり「生駒の素人名人会」に車イスでサプライズ登場

公開日: 更新日:

 会も終盤に入り審査発表も終わったところで、サプライズゲストとして花子さんが車イスで登場されました。最優秀名人賞などを決めるために審査員がいったん楽屋に戻った時にはすでに花子さんがおられました。「お会いできて良かったです!」「センセも元気にしてましたかと?」とお互いを気遣いながら両手でグータッチをして旧交を温めましたが、声に張りがなく、笑顔をつくってはいらっしゃいましたが見るからに“しんどそう”な感じでますます心配が増しました。

 そして審査発表が終わり、エンディングに入った時に娘のさゆみさんから「サプライズゲストに宮川花子さんが来てくれました!」と紹介すると会場は文字通り、割れんばかりの拍手と歓声が上がり、大助さんに車イスを押されて舞台へ登場。

■全盛期さながらの息と間合いで

 手を振りながら「みなさん、こんにちは~!」と楽屋とは打って変わって張りのある元気な声で応えて、センターへ。総評を聞かれた大助さんが「え~」としゃべりだすと間髪入れずに「彼もこう言うてますんで」と全盛期さながら息と間合いで割って入り、大喝采。「大助君が休んだ時は私がひとりで全部の仕事に行ってました。いま私が休んだら一緒に休んでますねん! どない思います!?」と爆笑を誘い、「あんまり大きな声出したら心臓に悪いんですわ」と言いながらも立て板に水のしゃべりは止まらず。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情