映画「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は上映3時間超&2900円の価値アリ? 記者がルポ
正月映画の洋画の目玉「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」。第1作から13年、3D効果を最大限生かしたという映像美は評判で、12月10日の世界公開から大ヒット、年内に累計10億ドルとの見込みが報じられる。ただ、日本では初登場3位で、首位スタートとはいかなかった。
ともかく、中高年世代には「ターミネーター」シリーズに「エイリアン2」「タイタニック」などでお馴染みのジェームス・キャメロン監督の新作である。劇場へと足を運んだ。まず驚いたのが、チケットが定額ではないことである。同じシネコンでも「3D」にすると上がり、さらに高い「4D」なる文字も。「IMAX」「ドルビーアトモス」など、システムや音響によっても上がっていく。たとえば丸の内ピカデリーでの「3D」「字幕」「ドルビーシネマ」は一般で2900円ナリ。
懐が寒いサラリーマンには、ちょっと苦しい。夫婦どちらかが50歳以上であれば、観賞料金が割引になる「夫婦50割引」を思い出した。久しぶりに妻を誘ったが、東宝シネマズなど、いつの間にかサービスが終了しているではないか。まだ存続していても、ペア料金も違うのであった。