フジ「めざましテレビ」強さの秘訣とは…放送30年目、5年連続視聴率1位で朝は独壇場!
同時に、「めざまし」といえば、“フジの人気アナの登竜門”といわれ、同局の女性人気アナがおしげもなく投入されており、かつては同番組でメインを張ることはすなわち、同局の女子アナのトップになることだった。初代の八木亜希子に始まり、小島奈津子、高島彩、加藤綾子と錚々たるメンバーが出演している。スポーツ紙芸能担当記者が続ける。
「メインでなくても、エンタメキャスターやリポーター、小林麻央、高樹千佳子といったお天気キャスターなど、ここからブレークしていった人は少なくない。一時期は、フジの女性アナウンサー+セント・フォースのアナウンサーの見本市のようになっていました。現在の井上清華アナも、入社5年目の20代後半になって、いい感じにこなれてきました」
さらに「めざまし」には“総合司会のバランスのよさ”があると桧山氏は指摘する。
「それは、古きよき日本の“疑似家族”である会社のように見えます。パソコンとかが分からなそうな先代の大塚さんの系譜にあたる上司の三宅アナに、若くて奇麗な女子社員の井上アナ、そしてバツイチでややおじさんの雰囲気も出てきた生田アナ。ちょうネクタイでひょうひょうとしている隣の部署の軽部アナと、安定感があります。それを打ち崩すだけの他局の番組は育っていませんね」