佐藤健「100万回 言えばよかった」好評も 露出は控えめの理由 事務所移籍の影響も?
「これら3作品を経ての今作ですから、TBSの佐藤さんへの期待はかなり高かったと思います。ただ今回は、洋食店のシェフが幽霊となって恋人を一途に思い続ける役ですが、前回までの3つが強烈な印象を与えただけに、正直物足りない感じは否めません。実際、井上さんの演技などを高く評価する記事はよく見かけますが、佐藤さんに関しての記事はあまり目にしません」(弘世一紀氏)
■事務所移籍の影響も?
佐藤の演技はブレずに安定している。それなのに、いまいち脚光を浴びないのは、これまで受けられていた強力なバックアップがないことが要因のひとつではないかと語る関係者もいる。
「佐藤さんは21年3月をもって所属していたアミューズを退所し、神木隆之介と新会社Co-LaVoを設立しました。Co-LaVoにはアミューズも出資し、社長は元アミューズの取締役が就任しています。つまり、完全独立ではなく、のれん分けみたいな形ですが、以前のような強力なバックアップ体制というわけにはいかないのでしょう」(大手芸能事務所関係者)
もっとも結果は後から付いてくる。佐藤は番宣でTBSのバラエティーにも出演し、雑誌の表紙を飾り、コツコツ露出を増やしている。別作品でもっと大きな注目を集めるのも時間の問題だろう。