再放送中NHK朝ドラ「ひらり」主人公の姉・みのり役の鍵本景子さんは一級建築士と結婚し一女の母
■2000年に同い年の1級建築士と結婚
「ひらり」放送終了後から7年後の2000年、同い年の1級建築士と結婚。36歳で長女を出産した。
「28歳の頃、『私もそろそろ誰か探さなきゃ』と思うようになっていたところ、友達が声をかけてくれた食事会で夫と知り合いました。彼は仕事熱心で、いつも眉間にしわを寄せている“必殺仕事人”。物静かで優しくてユニークな人ではあるのですが、『ひらり』は照れくさいのか、興味がないのか、一緒に見てはくれませんね。娘は大学受験で忙しかったので、ちらっと見て『お母さん、すごい肩パッド!』って笑っただけです(笑)」
鍵本さんが今はドラマや映画に出ていないということは、ダンナさんは女優業に賛成ではなかったのだろうか。
「いえ、そんなことはありません。私は複数のことを同時にできない不器用なタイプなので、結婚後はマネジャーさんに『家庭を大事にしなさい』と言われ、さらに、結婚してまもなく父がくも膜下出血で倒れ、介護する母を助ける生活が始まったんです。出産して子育てもしていたので、ドラマや映画などのマスコミの仕事からは遠ざかっていきましたね。でも、ひとり娘がこの春、大学に進学したことだし、こんな私でも使っていただけるなら、再開しコツコツできたらいいなあと思っています」