福山雅治がTBS日曜劇場を救う?「ラストマン」視聴率2桁キープは“分かりやすさ”にあり
「地上波の連ドラをオンタイムで見る層が大好きな、“1話完結型のベタな刑事ドラマの構成”がベース。たとえば12日放送の第4話は、“誰が犯人か”“なぜそれに気づいたか”がものすごく分かりやすくて、年配の夫婦が一緒に見ながら、《あっ、この女優さんが怪しい》《2クリックで1カ月前のメールをプリントするのは不自然だよね》なんて会話をしている昭和的風景が目に浮かびます。単に事件解決で終わりではなかったり、大泉さんの“福山口調”のものまねや、最後の最後に福山さんの『歌いますか?』など、ネットで盛り上がれそうな小ネタも効いていましたよね」
しかも昨年の「NHK紅白」の大トリと司会のバディーとあれば、地上波をオンタイムで見る層の支持はさらに厚くなって当然ということか。
「ラスボス的な存在を匂わせたり、若手の今田美桜さんと永瀬廉さんの微妙な関係への興味もほどよいバランスで入っています。設定やストーリーの不自然さにツッコミを入れる“ありえない警察”もいますが、それも含めたエンターテインメントなのでしょう」(テレビ誌ライター)
■福山雅治が井上順に見える?