“国会王子”こと武田一顯氏がTBSをひっそり退社していた! 本人を直撃すると…
「国会王子」の愛称で親しまれてきた元TBSラジオの国会担当記者・武田一顯氏(56)が、6月30日付でTBSを退社していたことが明らかになった。
武田氏は1994年から約3年半、特派員として中国・北京に赴いた後にTBSラジオで国会記者を担当。大胆かつわかりやすい政局分析が人気を呼び、「サンデージャポン」の政治コーナーも務めた。21年には、“無敗の男”中村喜四郎(立憲民主党所属の衆議院議員)の政治家人生に迫ったドキュメンタリー映画「完黙 中村喜四郎~逮捕と選挙~」の監督を松原由昌氏と共同で担当した。政界に広く顔を知られた彼がTBSを退社したことに永田町では驚きが広がっている。
「武田さんはオールバックにスーツの胸元からチーフをのぞかせる風貌が印象的でした。さまざまな政治家と太いパイプを持っていましたが、特に食い込んでいたのが立憲民主党の小沢一郎衆院議員です。09年に民主党幹事長時代の小沢氏の独占インタビューを載せた『ドキュメント政権交代 自民党崩壊への400日』を出版し、ヒットを飛ばしました」(ある政治家秘書)