X-GUNの西尾季隆さん コンビ結成33年目なのに「相方のさがねは笑いがわかってない!」
「結婚は一度もしてないし予定もない」
プライベートはおひとりさまだそうで。
「結婚は一度もしてないし、予定もないです。結婚したら不自由になるじゃないですか。盛り上がったライブ後に飲みに行くのさえ、家族に気を使って行けなくなるし。僕は皿洗いも洗濯も全然苦じゃないし、汚いものがキレイになるのが快感なぐらいなので、家事を任せたり、支えてくれる人がいなくても困ることがないんですよね。子どもは好きなんですけど、育てるのは大変やから、友達の子をかわいがっています。50過ぎまで自由に生きてきたから、もう結婚は難しいでしょうね」
さて、東京・荒川区生まれ、京都・向日市育ちの西尾さんは、高校卒業後、ミキサーを目指して大阪写真専門学校音響科(現・ビジュアルアーツ専門学校)へ。そこで相方に出会い、幼い頃の夢だったお笑い芸人を目指して上京。90年「X-GUN」を結成し、94~99年、「ボキャブラ天国」などで活躍した。
「当時の給料は歩合制で、いいときは月200万円ありました。でも、こんないいときがずっと続くはずはない、と怖かった。だから、いい所に住んだりせず、堅実に貯金していました。おかげで、コロナでイベントのMCの仕事などが減ったときも、貯金を崩して生活できました。でも、そろそろヤバいので、家賃の高い都心を脱出し、浅草に通いやすいように引っ越しました」
埼玉県三郷市内のマンションで1人暮らし。
(取材・文=中野裕子)