森七菜「真夏のシンデレラ」視聴率5%台で“安定”のワケ ツッコミどころ満載で病みつきに?

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「5%台の視聴率だけで“爆死”などという意見も見られますが、僕はそうでもないと思います」と語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「そもそも世帯視聴率は狙ってない」と、こう続ける。

「分かりやすいところでは、Yahoo!テレビ“みんなの感想”の書き込み数は、7日放送の第5話放送終了後で1000件超えと、今期視聴率トップの『VIVANT』に次ぐ2位。そのほとんどが《あり得ない》系のツッコミですが、文句でも何でも、あえて何かリアクションしたくなるような作りにしているのだと思います」

《江の島の住民を田舎者に描きすぎ》《登場人物の距離感が変》などなど、放送のたびにツッコミは入るが、特に第5話では夏海(森)の弟・海斗(大西利空)のエピソードについて、ネット上の声が活発に。

 海人が彼女を妊娠させた→彼女の親に夏海が土下座→実は彼女が二股で妊娠させたのはバイト先の先輩ーーという流れに、ネット上では《この話、必要?》《なんか一件落着感あったけど全然落着してない!》などとザワついた。

森七菜さん、吉川愛さん、仁村紗和さんの女子3人が“シュシュシュ”ってやるルーティンもそうですが、あちこちツッコミたくなるように作っている。共感やトキメキや感動もドラマを楽しむ要素ですが、制作サイドのちょっと上から目線での《ツッコミ上等!!!》という姿勢というか覚悟を感じます。その覚悟についハマってしまう人がいるから世帯視聴率も極端に落ちないし、配信での視聴やネット上の書き込み数も上位をキープできるんだと思いますよ」(前出の亀井氏)

 中には「真夏のシンデレラ」をリアルタイムで視聴しつつ、同時進行でSNSに流れるツッコミをチェックするのが癖になる、病みつきという視聴者もいるらしい。フジ自ら“王道の月9”を売りにしていたのも、実は壮大なツッコミ待ちだったりして? 

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