大原優乃は愛すべき“サブキャラ”を多数好演「親近感が自分らしさなのかな」
女優としては「-50㎏のシンデレラ」(TBS系)などで主演もしてきたが、物語を盛り上げる愛すべきサブキャラを多数好演している。
素顔の彼女は、「ゆるキャン△」で演じたなでしこにも通じる無邪気で親しみやすい人柄が印象的で、「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」(日テレ系)のオーディションではマジメさが買われて初の連ドラレギュラー出演につながったというエピソードが残っているくらいにすごくマジメな性格が、取材で話していても伝わってきた。
雑誌でインタビューしたときに彼女は「私は、すば抜けた“美女”という感じでもないので、クラスにひとりはいて、友だちになれそうと思ってもらえるような、親近感が自分らしさなのかなと」(「日経エンタテインメント!」2019年11月号)と自己分析してくれた。
■センターポジションではないけど…
大原優乃は、鶏の唐揚げ、タコさんウインナー、ポテトサラダといった「みんな大好き」な弁当の名脇役を思わせる、センターポジションではないけど、なんか気になって目で追ってしまう……そんな魅力を持つ女優だ。
人気が分散して時代の主役となるような“国民的スター”は生まれづらくなっている今、求められているのは彼女みたいなタイプの女優かもしれない。