著者のコラム一覧
高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

菊地姫奈は透明感の中に見せるミステリアスな陰影が魅力…次世代“グラビア出身女優”の筆頭

公開日: 更新日:

■女優としての躍進に期待

 表現力には定評があったが、最近は女優としても急上昇。昨年は「最高の生徒~余命1年のラストダンス」(日本テレビ系)、「Maybe 恋が聴こえる」(TBS系)の2本の連ドラにレギュラー出演。今年1月期は「チェイサーゲーム W」(テレビ東京系)に出演している。

 彼女が所属する芸能事務所BLUE LABELは、「イグアナの娘」「時効警察」「家政夫のミタゾノ」(いずれもテレビ朝日系)など数多くのドラマを手がけた制作会社MMJのマネジメント部門として設立され、今年のエランドール賞を受賞した磯村勇斗も在籍。その事務所に所属しているだけに、今後さらに女優としての躍進が期待される。

 グラビアアイドルがドラマや映画に進出すると、色っぽい役か、凄く明るいキャラクターをステレオタイプ的に求められることが多いが、叙情的な表情も魅力的な菊地姫奈なら影がある女性の役も似合いそうだ。

 彼女のグラビアを見ていると、夕方の街に流れる防災無線の「夕焼け小焼け」のメロディーが聞こえてきそうで、心がなごむ。美しい夕日のような愛らしさを持つ菊地姫奈が、新世代女優シーンでも輝きを見せるに違いない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末