著者のコラム一覧
高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

菊地姫奈は透明感の中に見せるミステリアスな陰影が魅力…次世代“グラビア出身女優”の筆頭

公開日: 更新日:

 若槻千夏磯山さやか小倉優子など、かつてグラビアで人気を集めたベテランがいまなお活躍を見せている。2024年は、彼女たちと同じようにグラビアアイドル出身でバラエティーやドラマで活躍する新星が久しぶりに出現しそうだ。その中から注目の5人を選び、今日から順に紹介したい。

 いま、「令和最強のグラビアクイーン」と呼ばれているのが、現役大学生でもある菊地姫奈。04年10月19日生まれ、茨城県出身。15歳のときに現所属事務所にスカウトされ、芸能界入り。「ミスマガジン2020」でミス週刊少年マガジン賞を受賞して注目を集め、多くの雑誌表紙・グラビアに登場。昨年は雑誌「週刊プレイボーイ」のECサイトでモデル別売り上げ1位となり、「グラジャパ!アワード2023」グランプリに輝いた。

 彼女の魅力は、グラビアアイドルっぽくないところだ。セクシーな表情・巨乳系のプロポーションといった従来のグラビアアイドルのイメージとはひと味違う落ち着いた存在感は、石原さとみ西野七瀬白石聖などの女優に通じるものがある。透明感の中にミステリアスな陰影を見せ、グラビアの写真にノスタルジックな世界観をつくり出す。10代の若さにして、それができるのが凄い。

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