「朝まで生テレビ!」地上波終了の吉と凶…BS移行は格落ち? 他局の報道番組への影響は?
■「これまでの視聴者はそのままついていくでしょう」
地上波からBSに移っても「朝生」の勢いは落ちそうにないが、番組のネットへの影響力も引き続き維持できるのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は番組の視聴層について、「恐らく、視聴者は中高年。この世代はもはやBSメインなので、今回の朝生のBSへの移籍は視聴者層についての入念なマーケティングの結果ではないでしょうか」と指摘する。そのうえで、
「地上波からBSに移籍しても、これまでの視聴者はそのままついていくでしょう。ゆえに、番組のネットへの影響が小さくなることはなく、放送すれば、今まで通りSNSや5chでこれまで通り侃侃諤諤の議論が展開されるのではないでしょうか」
と、これまで通りに番組を起点とするネット上での議論の沸騰を予想した。放送媒体こそ変われど、「朝生」は今後も刺激的なテーマを世に提供してくれるだろう。
◇ ◇ ◇
田原総一朗氏と言えば、今年の元日午前2時から放送された「朝生」で、故・安倍晋三元首相から、「『どうもアベノミクスは失敗だった。田原さんどうすればいい?』と言ってきた」と爆弾発言。
●関連記事【やっぱり!】では、安倍元首相が「アベノミクスは失敗」認めていた 田原総一朗氏「朝生」での暴露が波紋 では、その顛末を詳しく報じている。