著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

小泉八雲は村雨辰剛で決まり? ヒロインは…来年後期朝ドラ「ばけばけ」の出演者を勝手に占う

公開日: 更新日:

 とりわけ檀ふみが演じたセツは古き良き時代の日本女性で、聡明で情が深く芯の強さがある、まさに理想の女性という感じだった。

「ばけばけ」のヒロインはオーディションで決めるとのこと。いったい誰がやるのかと今から気になる。

 ちなみに、八雲役だが、これはもう村雨辰剛で十中八九、間違いないだろう。スウェーデン出身の日本国籍を取得した庭師で、記憶に新しいのは「カムカムエヴリバディ」で安子(上白石萌音)の再婚相手を演じた。先日、「遠くへ行きたい」で出雲を散策する村雨を見たが、もう八雲にしか見えなかった。対抗でウエンツ瑛士やパックンか。

 問題はヒロイン。令和の檀ふみにあたる女優がいるだろうか。まずは黒木華佐藤健の「天皇の料理番」で秋山徳蔵の妻を演じていたが、堺正章版で妻を演じたのが檀ふみだった縁もある。

「舞いあがれ!」では福原遥の恋のライバルを演じていた八木莉可子もよさそうだ。あの黒い太眉に知性を感じる。

 もうひとり、松本若菜もいる。島根のお隣、鳥取県米子市の出身。しっとりした大人の魅力を見せてくれるに違いない。さらに、先日まで放送されていた「燕は戻ってこない」で圧倒的な演技力を見せていた石橋静河もいい。原田美枝子のDNAを受け継ぎ、あの低い声で怪談話をするかと思うとゾクゾクする。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動