内村光良がお笑い界の「理想の上司」たるワケ…7.22で還暦も地上波レギュラー7本と絶好調
「世界の果てまでイッテQ!」(日テレ系)では出川哲朗(60)、イモトアヤコ(38)、いとうあさこ(54)、宮川大輔(51)、ロッチの中岡創一(46)らが過酷な海外ロケでブレーク。ネタ番組「ぴったり にちようチャップリン」(テレ東系)からは「M-1」や「キングオブコント」、「THE W」や「R-1グランプリ」のチャンピオンが多く輩出された。
■内村の助けで低迷期を脱した有吉弘行
内村番組発の最高傑作といえば、有吉弘行(50)だ。有吉は96年に猿岩石として「進め!電波少年」(日テレ系)のヒッチハイク旅企画を達成させて一世を風靡。しかし、ブームが去ると仕事が減少して、コンビは解散。有吉のテレビ出演は、地元・広島のローカル局だけとなった。
そんなときに救いの手を差し伸べたのが「内村プロデュース」(テレビ朝日系)。事情を抱えた芸人を内村がプロデュースする番組で、有吉は毒舌とエロを丸出し。この2年後、「アメトーーク!」(同)で品川祐(52)に「おしゃべりクソ野郎」というあだ名をつけて、再浮上のチャンスをつかんだ。いまでは地上波全6局で冠レギュラーを持つまでになったが、ルーツは内村だった。