「SHOGUN 将軍」は平岳大も凄い! 真田広之の“後継者”になれるか…ハワイ移住4年で掴んだ国際派俳優のチャンス

公開日: 更新日:

 米テレビ界最高の賞「エミー賞」で、作品賞など18冠を達成した「SHOGUN 将軍」。戦国最強の武将・吉井虎長を演じたのは真田広之(63)。プロデュースも務めた真田は、この役で日本人初の主演男優賞を受賞した。

「日本で人気俳優だった地位を捨てて単身渡米した真田さん。渡米後は『サンシャイン2057』『ラッシュアワー3』『ブレット・トレイン』などコンスタントに海外映画に出演しており、すでに十分な成功者です。が、『SHOGUN』で作品賞も主演男優賞も受賞し、これまでの地道な努力が見事に花開いた。胸が熱くなった日本人は多いでしょう」(映画誌ライター)

 ネット上も“真田ブーム”で盛り上がる中、芸能ライターのエリザベス松本氏は「助演男優賞にノミネートされた、虎永の宿敵である石堂和成役を演じた平岳大さんの存在もお忘れなく。受賞は逃したものの、ノミネートされるということ自体がすでに大変名誉なことですから」と話す。

 平岳大(ひら・たけひろ=50)といえば、朝ドラや大河などNHK制作ドラマでの活躍が印象に残っている人も多いはず。特に2006年に放送された堺雅人主演の大河ドラマ「真田丸」で平が演じた武田勝頼には《あのカッコイイ人、誰?》なんて声も。わずか2話のみの出演ながら、世間の反響は大きかった。海外での活動をメインにするため、コロナ禍になる直前の2020年からハワイ在住だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  2. 2

    「SHOGUN 将軍」エミー賞18冠で真田広之が渡辺謙をついに凌駕 「英語力」「謙虚さ」が生んだ逆転劇

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    神田正輝「旅サラダ」“有終の美”前に拒絶態度は変わらず…沙也加さん元カレ舞台中止で復帰は絶望的

  5. 5

    やす子の激走で「24時間テレビ」は“大成功”のはずが…若い視聴者からソッポで日テレ大慌て

  1. 6

    キムタクが迫られる「主役の座」からの退場…盟友からも“二番手”降格を提言される異例の事態

  2. 7

    「朝だ!生です旅サラダ」司会27年半ついに降板…神田正輝が描く引退後の“終活”プラン

  3. 8

    「ラストマイル」興収50億円の大ヒットでも…満島ひかり初の「最優秀主演女優賞」を阻む長澤まさみの存在

  4. 9

    「SHOGUN 将軍」は平岳大も凄い! 真田広之の“後継者”になれるか…ハワイ移住4年で掴んだ国際派俳優のチャンス

  5. 10

    『SHOGUN 将軍』快挙に木村拓哉の悔恨…『未来への10カウント』出演で大チャンスを棒に

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  2. 2

    やす子の激走で「24時間テレビ」は“大成功”のはずが…若い視聴者からソッポで日テレ大慌て

  3. 3

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    阿部巨人が《もっともビビる》阪神投手の復帰でCS戦々恐々…Gナインに根付く苦手意識

  1. 6

    阪神・大山悠輔を絶不調に変えた根本原因…良かれと取り組んだオフの肉体改造が裏目

  2. 7

    兵庫パワハラ知事やコバホークも? 東大→官僚→政治家は“ピカピカの経歴”にあらず旧いタイプ

  3. 8

    やす子「24時間テレビ」での好感度上昇は諸刃の剣…早くも“イジリにくい芸人”になる懸念

  4. 9

    キムタクが迫られる「主役の座」からの退場…盟友からも“二番手”降格を提言される異例の事態

  5. 10

    神田正輝「旅サラダ」“有終の美”前に拒絶態度は変わらず…沙也加さん元カレ舞台中止で復帰は絶望的