松下洸平「放課後カルテ」視聴率ジワリ上昇も…“ありえない警察”から入るトホホなツッコミ
「イケメンに白衣と眼鏡、ぶっきらぼうで口調もきついけど誠意があって、つらい過去もありそうだけどお茶目な部分もある……人気の松下さん目当てで見る層にとっては眼福でしょう。女性プロデューサーが『こんな松下洸平を見たい!』の一念で企画を通したなんて邪推してしまうほど、刺さる人には刺さるんじゃないかなって思って見ています。田村正和さんの『うちの子にかぎって…』(TBS=1984年)も思い出しました」と語るのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。同氏は「でも、内容もちゃんとしているし、分かりやすいので、支持する人は増えていくと思いますよ」と、こう続ける。
「第2話で、小学生が目の前で倒れた人にAEDを使う場面がネットで話題になりましたが、ドラマでAEDにあれだけ時間を取るのは珍しいですよね。最近は幼児向け雑誌の付録にもリアルなAEDのセットがついたことがあったように、“存在は認識しているけど実際には敬遠してしまいそう”な一般の方にとっては、ドラマで知っておくのは有効だと思った人は多いはず。そういう姿勢が、ドラマへの信頼となっていくかもしれません」
■何かしら毎週事件があるのがドラマである