チョコ味も!バータイプの魚肉練り製品が「片手で手軽に食べられる」と人気
魚のすり身を使ったバータイプの練り製品が人気を集めている。
すり身製品大手の紀文食品は今年2月、「SURIMI BAR」(スリミバー)シリーズを新たに発売。すり身に豆腐やチョコレートを組み合わせた製品では、「甘過ぎない濃いめのチョコ風味で、魚肉の香りが気にならず、スイーツ感覚で楽しめる」そうだ。全9種類を展開している。
カニカマにこだわりを見せるスギヨは、高級品のタラバガニのような食感に仕上げた「たらば風カニカマ」の売れ行きが好調。オマールエビのぷりぷりとした食感に近づけたバーなども投入し、新たな需要開拓を図っている。
かまぼこやちくわといった練り物は、中高年の購入が多く、食の洋風化もあって生産量は減少。一方で魚の良質なタンパク質が多く含まれ、低脂質で低カロリーなのが特長。味わいにアレンジを加えたバータイプは近年、間食や運動後などに片手で手軽に食べられることから、コンビニなどで需要が高まっているそうだ。