草彅剛“お宝ジーンズ”公開を危惧する声…高騰ヴィンテージものが“反社の資金源”になることも
17日、大好評のうちに幕を閉じたのが元SMAPの俳優、タレント草彅剛(50)の私物のヴィンテージジーンズを一般公開した展示会「ステイ ブレイブ(STAY BRAVE)」。
芸能界屈指のジーンズコレクターとして知られる草彅が、30年以上かけて収集してきた1901年から74年までに製造された計84本のリーバイス501を展示。5日に渡って会員限定&入場者数制限で開催された展示のチケットは平日限定1800円、土日限定2300円という料金だが、速攻でソールドアウトとなった。
なぜ草彅は、マニア垂涎のお宝を一般公開したのか。
「昨年、香取慎吾と稲垣吾郎と食事をした際に、ジーンズの話で盛り上がり、私物を見せてほしいと言われたことで、展示が実現したといいます。草彅さんのコレクションは日本でも屈指の質量で、今回展示されたジーンズの価値は2億円超と言われています」(ファッション誌編集者)
ガラスケースに収められたジーンズは、撮影はできないものの、年代ごとに異なるジーンズの色の落ち方、縫製などディテールを間近で見られるため、なかなかお目にかかれないレアものをじっくり鑑賞できる状態で展示され、マニアの満足度は非常に高かったという。1990年代から本格的に始まったと言われるヴィンテージジーンズブームはその後、何度かの盛り上がりと衰退を経て、昨今の価格高騰ぶりはかつてないほどだという。