松本人志の「行く年来る年」…性加害報道から1年、初めて胸中明かすもTV復帰にはなお高いハードル

公開日: 更新日:

「週刊文春」の性加害報道から1年。裁判は11月に取り下げになったものの、地上波テレビに松本人志(61)の姿はない。

 日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」のエンドロール冒頭に松本のクレジットはあるが、番組は“松本抜き”で進行中。年末特番で復帰の可能性も囁かれていたが、今のところ松本出演の話は聞こえてこない。

 一方、フジテレビ系は松本が看板だった「だれかtoなかい(旧まつもtoなかい)」「ワイドナショー」の2番組が3月に終了予定で、松本は戻る場所すら失いかけている。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。

■「火中の栗を拾おうとするテレビマンはいない」

「テレビ局各局も復帰は様子見でしょう。謝罪なり、会見なり、何らかのアクションがあれば説明もできそうですが、理由なしではスポンサーにも言い訳が立たない。ネットを見ていても“復帰すべき”というような肯定派の意見は少なく、これで出てくるのかと懐疑的な意見が多い。相次ぐ性加害報道で、世間の人もかつての芸能界は一定数ひどいことをしていたのだろう、というふうに感じ取っていて、これを機に古い世代の人は一掃して欲しいという風潮になっています。実際、問題のあった人の席は埋まり、問題なく回っていますし、復帰初の番組なら注目度は高まりますが、いつ炎上するかわからない。そんな火中の栗を拾おうとするテレビマンはいないということでしょう」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はカネにも執着か…チーム力は度外視、4球団との面談で見えてきた"共通項”

  2. 2

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  3. 3

    大阪万博チケットさっぱり売れず…1100万枚完売しないと赤字に、損益分岐点1840万枚なのに販売済み約744万枚

  4. 4

    朝ドラ「ちゅらさん」で祥子ちゃん役 山口あゆみさんはドラマの設定と同じミュージシャンと結婚、二児の母として毎日充実

  5. 5

    阪神・青柳晃洋「ポスティングの値段」と「買う球団」…メジャースカウトがシビアに評価

  1. 6

    中居正広が地上波テレビから消える?「女性トラブルで“示談金”9000万円」報道の深刻度

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    高校駅伝ケニア人留学生の年齢詐称疑惑 実情と打開策は?

  4. 9

    国民民主党・玉木雄一郎氏が役職停止処分中なのに露出増で賛否…週末はテレビ番組をハシゴ

  5. 10

    二宮和也「ブス発言」と中居正広「指差し高笑い」の“イジリ”のダサさ…中高年になっても若い時のまま