元フジテレビ渡邊渚が“美谷間”披露 PTSD乗り越え初のフォトエッセイ発売
ありのままに綴った文章には強さある
同書は発売前から人気で、Amazonのタレント写真部門とタレント本総合で1位に。「涙がとまらなかった」「救われた」といったコメントが届き、PTSDで声をあげられずにいた、もしくは傷ついていたことに気が付かずにいた人たちから共感を得ているという。本人は「泣かせようと思っているわけではなく、体験した事や思ったことを書き留めただけ」というが、ありのままに綴った文章の強さがある。
芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「同じ症状を抱える人たちの苦しみは大変なものですが、世間的にはまだ理解も浅い部分も多い。そんな中で、渡辺さんが明るく前向きに進んでいることは太陽のようで、みなさんの指針になったのでしょう。心の傷はそう簡単に癒えるものではないでしょうから、気負わずゆっくりとでも歩んでくださることがファンの支えになり、社会の理解にも貢献してくださるのではないでしょうか」
今年の目標を聞かれ、「恐れずになんにでもトライしていくこと、楽しいと思ったことにチャレンジしていくこと」と前向きに答えた渡邊。新たなライフワークで輝きを増しているようだ。