“天皇”日枝久氏しか知らない「ジャニーズ圧力」「メリーの激昂電話」 フジテレビは今こそ全容解明を
『再発防止特別チーム』はこの記事について、東京地方裁判所が認めたと記述している。
「文春の訂正報道で、旧ジャニーズ事務所のファンの中には過去に遡って、『文春の報道は全部ウソだ』と極端な主張をする人もいます。しかし、1つ訂正したからといって、全ての間違いにはつながりません。オセロゲームじゃありませんから。ファンたちは少しでも自分たちに有利な情報だと思うと食いつきますが、裁判所が認めています。そもそも、メリー氏の圧力は業界内で有名な話でした」(前出の芸能記者)
■フジが“ジャニーズと切っても切れない仲”だった頃の社長が日枝氏
日枝氏は1988年から2001年までフジテレビの社長を務めており、メリー氏からの圧力を受けていた可能性が高いと想定される。
「1990年代後半のフジとジャニーズは切っても切り離せない仲でした。『SMAP×SMAP』が大人気番組となり、木村拓哉の主演ドラマ『ロングバケーション』は社会現象にもなりました。中居正広、香取慎吾、草彅剛のドラマで主演し、高視聴率を獲得しています。だから、メリー氏は強気に出て、キャスティング権まで握っていたとされている」(芸能関係者)