“天皇”日枝久氏しか知らない「ジャニーズ圧力」「メリーの激昂電話」 フジテレビは今こそ全容解明を
ジャニー氏の性加害問題は大きな話題になったが、現行の民法では子どもの性被害について時効があるままになっている。
「2度と同じ事件を起こさないためにも、法改正が必要でしょうし、マスコミはこの問題を風化させてはならない。一昨年、各テレビ局は検証番組を作りましたが、どれも大して踏み込んでいなかった。『マスメディアの沈黙』が始まった頃のテレビ局の幹部に話を聞かないと意味がないんです」(前出の芸能記者)
旧ジャニーズ事務所は1980年代に台頭し、SMAPがテレビの全ジャンルに進出した1990年代後半以降、各局に幅を効かせていた。
「その当時の幹部が『ジャニーズ忖度』の元を作ったわけで、現役社員のほとんどはその流れを踏襲していただけです。日枝氏がメリー氏の圧力を飲み込んでしまい、ジャニー氏の性加害問題の隠蔽に関わっていたという疑惑は拭えない」(前出の芸能記者)
日枝氏は記者会見を開いて、今回のフジテレビ問題だけでなく、旧ジャニーズ問題を含め、過去のことを洗いざらいしゃべる必要があるだろう。