フジテレビ「無間地獄」見えない出口…“中居炎上”は制御不能、CM再開示唆した企業はバッシングの餌食
「SNSでは《中居を逮捕しないのか》なんて不穏な声も飛び交っていますが、もうそれぐらい衝撃的な展開がないと、世間の怒りの業火は収まらないような気がしてきました」とフジテレビ関係者は肩を落とす。
フジ第三者委員会が、元国民的アイドルの中居正広氏(52)による「性暴力」を認定。生々しい行状は真偽が入り乱れたままネットで拡散され、さらに炎上している。
「それにつれて、中居氏を組織的に守ろうとしたフジに対する怒りも《放送免許を取り上げろ》などとヒートアップしています」とスポーツ紙芸能デスクはこう続ける。
「総務省が3日にフジに対して厳重注意の行政指導を行って、人権やコンプラ順守の強化策の具体化を今月中、その実施状況を3カ月以内に公表して報告するように求めましたが、それは総務省の“援護射撃”とみる向きもあります。要するにフジが夏までに《こんな強化策を取っています》と報告し、総務省が了承。世間に刷新感をアピールし、それを機にCMの再開も進んで、秋の改編から本格リスタートを図るという青写真を描いているのではないか、というわけです」