モノマネ芸人ホリさん「高齢者施設をモノマネで慰問したい」

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芸人の面白いノベルティーを受注する会社を起こす

 僕はスポンサーさんと打ち合わせながら、新企画を考えるのが好き。学生時代から新しい商品を考えることが好きだったからでしょうね。

 だからモノマネとは無関係ですが、できればいつかは商品開発をしてみたい。

 僕、ガジェットが好きで今使っている腕時計もイヤホン付きで、スマホやタブレットにつないで話ができたり、音楽が聴けたりする。多機能商品が好きなんですよ。

 例えば、リュックならたくさん入るけど、肩の負担が少ないとか、背中に付いているポケットが取り外せて小さなカバンになるとかいろんな機能付きを通販サイトで、常に探しているんです。でも、なかなか見つからない。

「このリュックにカートがついてたらいいのに」「小さくなって飛行機の手荷物入れに入れられるようになればいい」と自分の欲しい機能をいつも考えちゃう。

「だったら自分で開発すればいいんじゃないか」と最近思うようになりました。アイデアを考えたり妄想するのが好きなので、カバン類、財布、小物の高機能商品の開発に携わってみたいんです。

 芸人になる前の会社員時代は開発まではいかないですが、ノベルティーを作っていました。「ダウンタウンDX」の視聴者プレゼントを作ったことがあり、楽しかったですし。

 まだ、ガラケーの時代にカレンダーアプリがなかったから「携帯の裏に付箋みたいに貼るカレンダーがあればいいのになあ」と考え、開発商品を展示する大きなイベントの際に発注して、展示されたことはありましたよ。

 アイデア商品といえばノベルティー作りもやってみたい。タレントや芸人がカレンダーとか、うちわとか作るじゃないですか。芸人の面白いノベルティーを受注する会社を起こすのも面白いかなと思ってます(笑)。

 企画してモノを作るのが大好きで、僕はモノマネも自分が面白いと思ったことをマネて商品化している感じでやっていますので。

 もうひとつ言うと、商品ノベルティーではなく広告ノベルティーも作ってみたい。わかりやすいモノだと、街で配られているティッシュでしょうけど、自分では買わないかもしれないけど、あると便利なモノを使って広告入りノベルティーにできたらいいなあと。

「誰か作ってくれないかなあ」ではなくて「自分で作ればいいじゃん」という発想で頑張ります。僕の作ったノベルティーがはやって、そのお金で番組を作れたら最高ですね。

(聞き手=松野大介)

▽本名・堀裕人(ほり・ひろひと) 1977年2月生まれ、千葉県出身。大学卒業後サラリーマン生活を経て99年からモノマネ芸人として活動。「ホリプレゼンツ 求人任三郎がいく!」(チバテレ)やモノマネ番組に出演中。

【連載】死ぬまでにやりたいこれだけのこと

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