生放送中スタジオから逃亡したt.A.T.u.

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 8時半過ぎ、いよいよ登場とテロップが打たれて入ったCM明け、画面に映し出されていたのはミッシェル・ガン・エレファント。2人は私服に着替えてスタジオを後にしていたのだ。画面にはタモリが「出たくないって言ってます」「今なら間に合うぞ~」と呼びかける姿が。前代未聞の事態にスタジオは大混乱となった。

 翌28日に予定されていたZEPP東京のファン招待イベントやフジテレビの27時間テレビへの出演もキャンセル。さらに29日はPV撮影も中止され、2人は銀座に姿を現し、ファンに囲まれ大混乱。そのままカラオケ店に入り、報道陣の前で歌を披露した。夕方に会見が行われたが、「悪いことは何もしていない、だから謝る必要もない」とコメント。報道陣からの批判を受けながら30日に帰国した。

 突然のキャンセルに当時、さまざまな噂が乱れ飛んだ。しかし、2人は話題作りを狙ったプロデューサーの指示に従って“ワガママ娘”を演じただけで、それにマスコミが振り回され、騒ぎが大きくなったのが真相だった。

 もっとも、イメージが低下したのも事実。12月再来日での東京ドーム公演は空席が目立った。ちなみに、プロデューサーはここでもドタキャンを計画していたという。

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