「エロ漫画の巨匠」ダーティ・松本さん 写真が“自画像”の理由

公開日: 更新日:

 75年には「漫画エロジェニカ」がわいせつ図画頒布で摘発され、寄稿していた松本さんも参考人として警視庁に呼ばれた。

「供述調書を取られただけ。べつにおとがめはなく、それからもせっせとエロ漫画を描き続けたよ」

 80年にはAV「闇の宴」を監督。また、短編集「美少女たちの宴」がロマンポルノ「セックスハンター 性狩人」として映画化された。

「しかし、65歳までエロ漫画描いてるヤツなんていないんじゃないの。ギネスに申請すれば認定されるよ、ハハハ。それはさておき、ボクはまず自分がコーフンしないと面白いと感じないんだ。若い時分は銀座の洋書のイエナ書店で買ったバレリーナ写真集を見てどんどん妄想を膨らませ、作品化していった。ずっと独身のせいか、いまだに妄想は膨らみ続け、最近は両性具有、見た目は女性そのものなのに、股間がモッコリ……ってのに興味を持ってる。いずれ作品にしたいね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”