著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

子宮全摘術 地方の患者は東京で手術したほうがいい?

公開日: 更新日:

 上位16病院のうち、東京都から5病院がランクインしています。さらに「自治医大付属」(栃木県)も含めて10病院が関東に集中しています。地方の患者で、地元にこれといった病院が見つからない場合は、むしろ東京に出てくるのも有力な選択肢かもしれません。

■「円錐切除」と「レーザー照射」は地元で

 円錐切除とレーザー照射については、地方にも有力な病院がいくつもあります。トップの「県立宮崎病院」はレーザー照射を積極的に行っています。「兵庫県立がんセンター」はこちらでも2位に入っており、総合でトップに立っています。

 手術実績があるのは全国で694病院。年間50件以上は181病院で、全手術の52%を担っています。しかし100件以上は28病院に絞られてしまいます。その中で東京都が7病院、大阪府が5病院、福岡県が2病院を占めています。

 円錐切除などは比較的簡単な手術で、地方にもそれなりに実績のある病院が多く見つかります。大都市の有名病院よりも地元の病院を選んだ方が、精神的にも楽で現実的でしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が