【冷凍サバ】朝食べるとオメガ3系脂肪酸が吸収しやすい
サバは日本の食卓に古くから親しまれている魚ですが、鮮度が落ちやすく、「生き腐れ」とも称されるほど傷みやすいことで知られています。かつては、若狭国(現在の福井県)から京都へ運ばれる際に塩をまぶして劣化を防いでいました。それが、昭和40年ごろに冷凍技術が発達し、脂の乗った秋から冬にかけて漁獲されたサバを急速冷凍することで、一年中高品質なサバを安定的に供給できるようになったそうです。
また、生サバは寄生虫であるアニサキスが多い魚種としても知られています。厚生労働省の指針では、マイナス20度以下で24時間以上冷凍することでアニサキスを死滅させることができるので、冷凍サバは食中毒のリスクが低いとも考えられます。
そんな冷凍サバは、急速冷凍されることで酸化が抑えられ、鮮度や栄養価が長期間保たれるため、EPAやDHA(オメガ3系脂肪酸)を効率よく摂取できると言えるでしょう。魚介類を週に1~4回食べる人は心疾患で死亡するリスクが低いことや、魚100グラム以上に相当するn-3系脂肪酸を毎日摂取することで、高血圧のリスクが低減するという研究も発表されています。冷凍のまま焼いたり煮たりできるため、忙しい家庭でも簡単に栄養価の高い食事を作ることができるのも魅力のひとつ。