高血圧のクスリを減らす止めるための4つのステップ
ただし、症状が改善したからといって、自己判断で薬を減らしたり中止するのは非常に危険です。医師はガイドラインをもとにきちんと考えて薬を処方しています。「もう飲まなくても大丈夫」「どれか1種類でよいだろう」などと勝手に判断してはいけません。
ですから、服用を中止したり種類を減らしたい人は、必ず担当医に相談してください。そのうえで、先ほどお話しした①~④のステップについて定期的に進捗状況を報告しましょう。達成できたことはもちろんですが、できなかったこと、たとえば「薬が飲みにくい」といったこともしっかりと伝えるとよいでしょう。薬を減らすために欠かせない治療の最適化には、医師に日常生活での出来事を正しく伝えることが重要です。