恐竜界のロックスターに? 米モンタナ州で見つかった角竜はまったくの新種だった!

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 2019年に米モンタナ州で発掘され、1年ほど前からデンマーク・マリボーにある「進化博物館」に展示されていた角を持った恐竜=角竜が、まったく新種であることが判明し、話題になっている。

 北欧神話に出てくるいたずら好きの神「ロキ」にちなんで、「ロキケラトプス・ランギフォルミス」と命名されたこの角竜は、子供たちに大人気のトリケラトプスの仲間だ。

 オンライン科学誌「PeerJ」(6月20日付)に掲載された新種判明に関する論文によると、全長約6.7メートル、推定体重約5トン。オウムのような口や両目の上に大きな角があるのはトリケラトプスと同じだが、鼻の先の角はない。そして最大の特徴は「フリル」と呼ばれる襟飾りの部分にヤギのような大きな丸まった角が2本生えていることだ。

 トリケラトプスより約1200万年前の約7800万年前、当時存在していた「ララミディア」と呼ばれる“島大陸”の湿地帯や氾濫原に生息していたという。

 トリケラトプスに並んで大人気になりそうで、米CNNは「恐竜界のロックスターになるかもしれない」などと報じている。

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