全国でトラブル止まらないマイナ保険証の前途多難…コールセンター不通、システム接続できず、カードリーダー使えず…

公開日: 更新日:

 今週2日から健康保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証への移行が本格化したが、トラブルが後を断たない。前途多難だ。

 青森県六戸町は5日、マイナ保険証への移行作業で町民の国民健康保険の負担割合について計671件を誤って登録していたと発表。2割負担が3割負担になっていたケースが659件に上り、10割負担が3割負担になっていたケースが12件だった。

 登録ミスは医療機関の指摘を受けて発覚。すでに修正されたが、本来とは異なる負担割合で受診した町民がどれだけいるのかは分かっていないという。

 徳島県阿南市でもマイナ保険証絡みのトラブルが発生した。市は4日、マイナ保険証を利用する際に有効期限切れと誤って表示される事案が3日から多発していると発表。最大7493人がエラー表示の“被害”にあったとみられている。5日、ようやく不具合は解消した。

 こうもトラブル続きでは「医療DX」もへったくれもないが、他にも不具合が相次いでいる。

 マイナ保険証のオンライン資格確認(オン資)に関する申請や情報をまとめている「医療機関等向け総合ポータルサイト」を見ると、次のような〈重要なお知らせ〉が乱発されている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が