年間1,000以上の化粧品類を試して実感!忖度ナシで美容家が溺愛する部門別「超厳選4アイテム」

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コクハク

【シャントリ編】

 みなさんは今年、どんな美容アイテムとの出合いがありましたか? 仕事柄月に100以上、年間では軽く1,000を超える国内外の化粧品類を試す時短美容家の並木まきが、ジャンル別に「たったひとつ選ぶなら?」を基準に「2024年の最高に良かった美容アイテム」をこっそりとピックアップしました。
 忖度は、一切ナシです!

 シャンプー・トリートメント(以下シャントリ)は、年齢髪を考えている製品が断トツに使いやすかったです。

 数多くのシャントリを使っている私がその中から「たったひとつ」選ぶなら、今年は文句なしにミキモトコスメティックス ムーンパール モイスチャー ヘアシャンプー・同 ヘアトリートメント』一択!

「髪と頭皮環境を整える優秀エイジングケア(※)ライン」の触れ込みどおり、まとまりにくくなる年齢髪も洗うだけで美シルエットに! さすがの実力です。

 シャントリにまつわるお悩み相談で提案したところ、試していただいた方たちからも絶賛の声が。「最初は高いと思ったけど、指通りの良さに感動! むしろお安いと思った」や「美容院でカットした後よりもまとまりがよくて、久しぶりに髪を伸ばし始めた」などなど。

 私の髪にだけ相性がいいわけではなく年齢髪にしっかりアプローチするアイテムだなと実感しました。

 シャントリのセット買いで約8,000円。そこそこいいお値段ですが、それだけの価値はあります! 一度使い始めると他のものに変え難くなるほどの実力に唸りました。

(※)年齢に応じたケア

【ベースメイク編】

 メイクのノリや顔色が安定しない年代になると、ベースメイクのさじ加減が難しいですよね。厚塗りになったり、薄づきすぎて悪い意味で“すっぴん感”が際立ったり…。

 年齢肌のベースメイクは「使うだけ」で肌調子が上がったように見えるアイテムが重宝しました。「たったひとつ」を選ぶなら、今年の私は『SUQQU ザ プライマー』です。

 なめらかな伸び具合、気品のある仕上がり、崩れにくさ…。これ以上の下地に出合ったことがありません。年齢を重ね、アレコレ気になる肌を一気にカバーしつつ、さらに格上げしてくれます。

“うっとり”するメイク感で、上から重ねるファンデーションのポテンシャルを最大限に引き出す唯一無二の実力は「惚れた!」のひと言。

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【パーツメイク編】

 2024年は、パーツメイクの重要性を改めて痛感した1年でした。ケバ見えや老け見えを避けるには発色が良すぎてもダメ、淡すぎても微妙…。発色の加減や、崩れにくさも大事なポイントですよね。肌への負担を考えると落としやすさも重視したい!

 そんなわがままを叶えてくれた、たったひとつのアイテムは『エテュセ タイムス リップ』です。

 12月に数量限定で登場し、ツヤと発色の良さ、落ちにくさ、うるおい具合のどれもが「お値段以上」の優秀さ。「プチプラリップは、しょせんプチプラでしょ?」とコスメにうるさい私の友人も感動していました。

 大人の口もとへ満足度の高いメイクアップ効果を叶えます。実際、私もよく使っていますがとにかく落ちない!

 ツヤが長持ちし、ちゅるんとしたうるおいのある見た目が持続します。このお値段で、これだけの今っぽさと機能性を備えるリップには、なかなかお目にかかれません。

【美容ツール編】

 美容ツールのアップデートは必要不可欠。コスメが同じでもツールが変わるだけで仕上がりは大きく変わります。

 今年の「たったひとつ」を選ぶとしたら、私は迷わずに『シルコット うるうるコットン』を推します!

 年齢を重ねるにつれ、普通のコットンの物足りなさに悩んでいましたが、使い始めたところ「私はこれを求めていたんだ…!」と感動を覚えました。

 毛羽立ちのない素材なので、化粧水の使用量が少なくてもしっかりとしたうるおいケアがしやすく、一般的なコットンでお手入れをした肌に比べて、ふっくらとしたみずみずしさが感じられます。

 年齢肌はちょっとした刺激や摩擦がダメージのもとになりやすい実感もあるため、つるんとケアできる素材のコットンはもっとも手放せないツールでした。

コスメとの出合いが美容の質を上げる

 40代以上になると、“いかに年齢感をカバーできるアイテムと出合うか”が美容の満足度のカギ。数々のコスメたちと毎日のように出合っている私ですが、今回ピックアップしたものはすべて忖度ナシ・ガチンコで心の底から惚れたものばかりです。

 また私自身の感想に加え、40代後半である同世代や少し上の世代に勧めたときにもポジティブな反応が集まったアイテムたちです。

 よろしければぜひ、年末の買い納めや年始の初買いの参考にしていただけたら嬉しいです!

(※筆者注 画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です。)

(並木まき/ライター・エディター)

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