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植草美幸恋愛・婚活アドバイザー

恋愛・婚活アドバイザー。1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数 も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみ氏との共著、青春出版社)、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。

彼女を挨拶に招いたら「実家が汚い」と振られました。「ゴミ屋敷」でも結婚できる?

公開日: 更新日:

 今年は、人気タレントがテレビなどで「面倒だから」「疲れているから」とお風呂に入らないと宣言し、「風呂キャンセル界隈」という言葉も流行りました。いわゆる”ゴミ屋敷”をオープンにしている有名人もいてネタになることもありますが、本気で結婚を考えているなら、汚部屋の住人=結婚できません。

 婚活現場では、女性が最初の段階で男性を断る理由として、鼻毛に次いで多いのが「匂い」です。これは体臭だけではなく部屋のにおいも含まれます。衣類の生乾き臭や、捨て忘れて置きっぱなしのゴミのにおいが髪などに染みついていると指摘されるケースは少なくありません。

 もちろん、女性も同じ。ある40歳の女性は68歳の母親と2人で住んでいたのですが、その実家が築40年以上の木造で、数十年前から使っている家具に絨毯、ソファから古い家独特のにおいが染みついていました。それが女性の衣類や持ち物にも影響していて、男性が「家のにおいが生理的に無理」と破談になってしまいました。

 過去に一度、ニュース番組で密着された当社の婚活男性(50代)が汚部屋に住んでいたこともあります。どんな部屋に住んでいるのか取材されたのですが、物だらけで足の踏み場もないような部屋でした。彼は、中高進学校で有名大学卒、高収入の男性でしたが、子供のころから勉強優先で、家では母親が何でもやってくれて、掃除をする習慣がなかったそうです。掃除ができない人は金銭的にもだらしないことが多く、支払わなくてはいけないものも貯めてしまうパターンをよく聞きますが、この男性もそうで、結局結婚はできませんでした。

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