彼女を挨拶に招いたら「実家が汚い」と振られました。「ゴミ屋敷」でも結婚できる?
今年は、人気タレントがテレビなどで「面倒だから」「疲れているから」とお風呂に入らないと宣言し、「風呂キャンセル界隈」という言葉も流行りました。いわゆる”ゴミ屋敷”をオープンにしている有名人もいてネタになることもありますが、本気で結婚を考えているなら、汚部屋の住人=結婚できません。
婚活現場では、女性が最初の段階で男性を断る理由として、鼻毛に次いで多いのが「匂い」です。これは体臭だけではなく部屋のにおいも含まれます。衣類の生乾き臭や、捨て忘れて置きっぱなしのゴミのにおいが髪などに染みついていると指摘されるケースは少なくありません。
もちろん、女性も同じ。ある40歳の女性は68歳の母親と2人で住んでいたのですが、その実家が築40年以上の木造で、数十年前から使っている家具に絨毯、ソファから古い家独特のにおいが染みついていました。それが女性の衣類や持ち物にも影響していて、男性が「家のにおいが生理的に無理」と破談になってしまいました。
過去に一度、ニュース番組で密着された当社の婚活男性(50代)が汚部屋に住んでいたこともあります。どんな部屋に住んでいるのか取材されたのですが、物だらけで足の踏み場もないような部屋でした。彼は、中高進学校で有名大学卒、高収入の男性でしたが、子供のころから勉強優先で、家では母親が何でもやってくれて、掃除をする習慣がなかったそうです。掃除ができない人は金銭的にもだらしないことが多く、支払わなくてはいけないものも貯めてしまうパターンをよく聞きますが、この男性もそうで、結局結婚はできませんでした。