黒柳徹子さんも村山富市元首相も実践…勃起にも長寿にも効果的なメソッド
ここでジャイアント馬場さんが提唱した“毎日やる理由”がとても深い。
「年を取ると昨日できたことでも1日休むとできなくなる。毎日やっていれば、昨日できたことは、今日もできますから」
それ以来、黒柳さんはユニセフでアフガニスタンに行った際も、暗闇の中でスクワットをやっていたそうです。
話を戻して、村山さんの喉の衰えを防ぐ理由にも注目です。
喉の筋力が落ちるとのみ込む力が低下し、食べ物が食道ではなく気管に入ってしまうことで生じる「誤嚥性肺炎」を引き起こすことも。罹患率は加齢とともに高まり、90歳以降で罹る肺炎のほとんどが誤嚥性肺炎といいます。また、言葉を力強く発することができなくなれば、女性と深い仲になることも難しい。勃起以前の問題になってしまいます。
喉のトレーニングでオススメなのがストローを使うもの。ストローをくわえて「う!」と「お!」の声を出す。それだけで声帯が鍛えられます。騙されたと思ってやってみてください。
人間は足から駄目になり、歩かなくなると脳が衰え始めます(1日30分の早歩きがもたらす効果はこのコラムの第31回を参照くださいね)。なので30分の意識した早歩きで脳を、喉の筋力が衰えて誤嚥性肺炎……とならぬうちに発声&ストロートレーニングで喉を、そしてスクワットで足腰を鍛える──。僕たちも夢の元気なセンテナリアンを目指しましょう!