「これでルーズベルトは失脚だ」と東條首相は上機嫌だった
![「帝国陸海軍は本8日未明西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり」と歴史的な発表をする大平秀雄・大本営陸軍報道部長(1941年12月8日)/(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/271/538/b966df736dab830509de5de82f88606c20200407122226510_262_262.jpg)
太平洋戦争の第1段階である「勝利の時期」に見られた現象や現実をいくつか選び、日本はこの戦争でどのような失敗、成功の素顔を見せているのかを検証していこう。そのために折々の近現代史との対比を試みつつ考えていきたい。
昭和16年12月8日の夜の首相官邸の食堂。東條首相と軍出身…
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