巨人・岡本和真の今オフメジャー挑戦に暗雲?代役不在で「今年も待ってくれ」に現実味
巨人の岡本和真(28)がミスターに並んだ。
昨9日のDeNA戦の四回、カウント1-2からDeNA先発大貫の143キロ直球を左翼席へ先制3号ソロ。開幕から11試合連続安打とした。球団の4番打者では、1959年の長嶋茂雄以来66年ぶり2位タイの記録だ。
岡本は前日に続き、この日も3安打。今季3度目の猛打賞で打率はリーグトップの.450に上昇。3本塁打は同2位タイ、10打点は同2位。三冠王級の好成績で、チームの連敗を3で止めた。
その岡本はかねてメジャー志向を公言している。順調にいけば今季中に国内FA権を取得するだけに、今オフのタイミングでポスティングによるメジャー移籍が認められる可能性がある。さる巨人OBがこう言った。
「昨オフもメジャー移籍の噂があり、実際そのつもりで視察していたメジャースカウトもいたほど。だが、元エースの菅野が先にメジャー挑戦することになり、投打の柱を同時に出すことはできないと、岡本の移籍はペンディングになったといいます。岡本は今年こそ『巨人ラストイヤー』と位置付けて臨んでいるのか、それがいい結果につながっているのかもしれません」