親英米のふりを続けた松岡洋右外相 次第に本心を明かしていく
昭和史の中で近衛内閣の評価が高くないのは、松岡洋右外相を使いこなせなかったこと、そして陸軍の強硬派を代弁するだけの東條陸相を罷免できなかったことに尽きると言えるだろう。松岡と東條は昭和史の中で最も責任を取るべき立場の人物だが、この2人の責任や性格まで近衛のせいにされているのは酷…
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