著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

日本を挑発する作戦に出た米ルーズベルト大統領とコーデル・ハル

公開日: 更新日:
(左から)ルーズベルト米大統領とハル米国務長官(C)JT Vintage/Glasshouse via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ

 太平洋戦争のきっかけは、昭和16年4月から10月までの7カ月間にわたって行われた日米交渉の失敗ゆえである。この7カ月間の交渉は日本とアメリカの指導者の政治力の戦いでもあった。最終的に日本はハルノートを突きつけられ、これでは交渉の意味がないと戦争に踏み切ったのだが、この7カ月間は…

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