父を客観的に見る目 昭和の終わり頃に聞いた吉田茂の三女、麻生和子の証言
![講和発効の日、にこやかな吉田首相と三女の麻生和子さん(1952=昭和27=年4月28日、外相官邸)/(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/334/777/9c1839ff61d05fcb370cbd8a46cc34fb20240116114147468_262_262.jpg)
昭和の3つの時期(前期、中期、後期)を象徴する総理大臣は、前期が東條英機、中期が吉田茂、そして後期が田中角栄と私は考えた。昭和史に関心を持つ者として、この3人の評伝は書いておこうと思った。
東條を著した後に、吉田を書こうと思っていたが、その機会はなかなかなかった。しかし…
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