左派の議員たちはもう一度、原点を思い出して欲しい。
『ひとつ ほんまの拳闘ちゅう奴をやってみんか そうさ ほんまの拳闘だ』(丹下段平)
これは漫画『あしたのジョー』の主人公、ボクサーのジョーのトレーナーコーチ、丹下段平さんの言葉だ。
都知事選が終わった後、あたしはふと段平さんのこの言葉を思い出した。
この言葉は、ジョーが念願のライバル、力石徹とリングで戦っているときに出てくる。
力石は強く、対戦相手のジョーとの対策もしっかりと練ってあり、ジョーには打つ手がない。
ジョーの得意な両手ぶらりの戦法も、カウンターで狙われる。
滅多打ちにされたジョーは、トレーナーの段平から見ても、これ以上試合をつづけられる状態ではなかった。……といったところでジョーは諦めるような男ではない。そのことを踏まえ、段平はジョーにいう。
冒頭の言葉だ。