著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

公開日: 更新日:

 都知事選の結果は出た。投票率が上がったことは良かった。その上での結果だ。これが民意なのだから仕方がない。蓮舫推しであった私には残念至極だ。

 しかし驚いたのは石丸伸二氏の2位だ。165万票、無党派層の4割。とくに若者を惹きつけた。蓮舫氏の街宣の人の集まり具合は凄かったが、どうやら今はそういうことではないらしい。途中抜け出した大学生は「話が難しくてわからない」と言った。Z世代は「政治的な話や党派対立を嫌う」とも言われる。いや政治家の演説で政治的な話をするなと言われても、と思うが石丸氏はそれを実践した。

 最後の街宣を聞いたが、政策の話など一切ない。自分の生い立ちや頑張ってきた話。まるで夏フェスのエンディングだ。私には気持ち悪いが聴衆は酔っていた。

 以前からXには過去の安芸高田市の市議会の様子などが流れていた。随分パワハラ体質の人だなと思った。実際に、ある議員とは訴訟になり、敗訴している。他にも選挙のポスターの印刷代金100万余を公費で賄える30万しか支払わず、印刷会社から訴えられこれも敗訴し支払いを命じられた(判決は7月5日。だがマスコミは選挙翌日の8日に一斉に報じた。えー⁉)。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃん「やす子いじめ」で性格の悪さ露呈…“篠原ともえ級”キャラ変しか生き残る道なし?

  2. 2

    フワちゃん芸能界追放へ…やす子への暴言炎上は鎮火せず SNSの“NGフレーズ”が致命傷

  3. 3

    フワちゃん暴言→謝罪は何が問題だったのか? 大炎上の鎮火方法は1つだけ…識者が見解

  4. 4

    健大高崎(群馬)青柳博文監督「野球部の年間予算が1億円? わはははは…」

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    朝6時に起きて息子の弁当づくり ご飯は土鍋で炊きます

  2. 7

    人気絶頂フワちゃんが突如フルボッコ状態…ベタ褒め芸風「タメ口」への嫌悪感が一気に噴出

  3. 8

    興南(沖縄)我喜屋優監督「野球しかしていない高校生の将来は誰が保証するのでしょうか」

  4. 9

    仮面夫婦といわれた松平健・大地真央の離婚

  5. 10

    ちあきなおみ(6)一瞬、驚いたように立ち止まったが、無言で歩き去った。会員限定記事