欧米のカメラマンの“不作法”にも天皇は鷹揚に構えた
もうひとつ、宮内庁や日本の警備当局が恐れた出来事も顕在化した。この全国巡幸の試験的試みは、当然なことに外国のメディアも多数取材に駆けつけている。日本の新聞記者やカメラマンは、天皇の民情視察ともいうべき取材に携わるのは初めてのことであり、背広にネクタイという姿であった。日頃はカジ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,052文字/全文1,192文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】